令和5年度犯罪被害者週間「県民の集い・公開講演会」を開催しました。

 令和5年度の犯罪被害者週間に伴う「県民の集い・公開講演会」(主催 宮城県・宮城県警察・公益社団法人みやぎ被害者支援センター)を次のとおり開催しました。
〇日時:令和5年11月16日(木)13時から16時30分
〇場所:日立システムズホール仙台「シアターホール」(仙台市青葉区)
〇開催テーマ:児童生徒等に対する被害者支援
 今回の「県民の集い・公開講演会」は4年ぶりの通常開催となり、会場には、県、県警、市町村をはじめ支援活動を行う関係機関の皆様や市民の皆様約500名が参加して行われました。第1部に当センター理事・さとう宗幸さんのミニ・コンサート、第2部では、支援活動にご協力頂いている5団体に対する感謝状贈呈ののち、令和4年度の「大切な命を守る」作文コンクール最優秀賞受賞者の浅野友里さん(受賞当時仙台育成学園高校3年)の発表がありました。当センター三輪理事長、宮城県知事、宮城県警察本部長の主催者挨拶、来賓として仙台市長の祝辞を頂いたのち、講演では、「学校で起きる子どもの事件」と題し、毎日新聞社記者の川名壮志氏から、2004年長崎県佐世保市内の小学校で発生した小学6年生の女子児童による同級生殺害事件について、取材活動での葛藤や勤務先の上司で家族同様の交流があった被害者ご家族との向き合い方などの経験を通じ、被害児童生徒やそのご家族に対する支援の在り方や大切さについて示唆に富むお話を頂き、今後の被害児童生徒等に対する支援活動に大変意義のある公開講演会となりました。