(公社)みやぎ被害者支援センターの令和6年度上半期相談員合同研修会が、6月24日13時30分から仙台市青葉区「フォレスト仙台」において開催されました。研修では、宮城県女性相談支援センターの遠藤紀寿技術主幹から「女性相談支援センターの業務概要」と題し、「女性支援事業の成り立ち」「相談件数の推移」「シェルターへの一時保護の状況」「支援対象者と関わる際の基本スタンス」についてご説明を頂きました。また、その後の講演では、「被害者支援に関わる人が知っておきたい加害者心理」と題し、大船榎本クリニック精神保健福祉部長で精神保健福祉士・社会福祉士の斎藤章佳氏から多くの加害者臨床経験に基づき「子どもへの性加害の実態」「小児性愛障害」「性的グルーミングの手口」等について貴重なご講話を頂きました。講演では、センター相談員に加え、宮城県、仙台市、宮城県警、矯正局、児童相談所等関係機関からも多くの職員が聴講され、大変有意義な研修会となりました。